
サプリメントの選び方
ここではサプリメントを選ぶ簡単な知識をご紹介していますので是非参考にしてください。
▼サプリメントには合成物と天然物があるんです
合成サプリメントは、「薬品などを合成して作った物」で、まさに合成って事でわか
りやすいのですが、問題は天然サプリメントです。天然サプリメントには2種類あって、「天然素材からビタミンを合成的に作る物」と「天然の食物を殆どそのまま栄養素として使っている物」です。ですから、一口に天然と言っても、単にジャガイモのでんぷんを使ってビタミンCを合成している物もあるので注意して下さい。すこし解り難いので、勝手な言葉で分類すると下の3つに分類されます。
・化学合成サプリメント
・天然素材を利用し、化学合成を行ったサプリメント
・完全な天然サプリメント
まず皆さんが解りやすい違いを述べると、上から順に値段が高くなっていきます。そして上から順に製造メーカーと扱っているお店が少なくなります。
つまり「化学合成サプリメント」は値段が安く、いろんなメーカーが作っていて、どこでも手軽に買う事ができる。
逆に「完全な天然サプリメント」は値段が高く、作っているメーカーが少ない上に売っているお店が少ない、って感じになります。管理人自身も「完全な天然サプリメント」のメーカーは数社しか知らないぐらいです。
▼天然と合成サプリメントの作用の違い
次に実際にサプリメントを摂ったときの作用の違いなのですが、ビタミン単体で見たときは、合成も天然も殆ど変わらない物もありますし、ビタミンEのように天然の方が抗酸化力が高い物もあります。
ただ「化学合成サプリメント」も「天然素材を利用し、化学合成したサプリメント」も成分表に書いてある、ビタミンやミネラルしか入っていません。ところが「完全な天然サプリメント」の場合は、食物がもともと持っているカロチン郡、フラボノイド、ファイトケミカルをも同時に取込めます。これら物質を説明すると、さらに長くなるので割愛しますが、簡単に言うとビタミンの働きを助けたり活性酸素を除去したり、人に有用な作用を示すことが知られています。
ですから、「完全な天然サプリメント」を選択するのが賢明ですが、値段がすこし高く、コンビニなどで手軽に買えないし、他の物がけっして悪いわけでは無いので、予算と相談をして自分が望む健康スタイルに合わせて選ばれるのがいいと思います。ただし喫煙者の方は例外で合成のベータカロチンを摂るのは避けた方がよいと思います。理由は衝撃の結果を招いたフィンランド・ショックと呼ばれる、大規模な臨床実験の結果からです。
フィンランド・ショックとはどう言ったものだったかと言いますと、男性喫煙者2万9000人を、合成ベータカロチンを与えるグループとプラセボ(心理的な要因をなくす為に合成ベータカロチンに見せかけた偽薬)を与えるグループとに分けて、5〜8年間に肺ガンになる人を追跡したものです。結果は大半の予想を覆す衝撃的な物でした。
合成ベータカロチンを与えたグループの方が、プラセボのグループよりも肺ガンになる人が多かったのです。また、その後アメリカでも同様の試験が行われて、同じ様な結果が出てしまったのです。これらの臨床試験は結果的に肺ガン患者を人為的に生み出す事となり、倫理的問題から試験を途中で止めたほどです。
当然この結果は別の意味で世界中を驚かせ、フィンランドショックと呼ばれる様になったのです。
この事から喫煙している方は合成のベータカロチンを摂取するのは避けた方がよいでしょう。また、周りの副流煙に巻き込まれている可能性のある人も避けた方が無難でしょう。
▼安全性を優先する
最近、粗悪なサプリメント(特にハーブ系)で、健康被害をちょくちょく耳にされると思います。サプリメントは大体、毎日摂るものなので安全性を優先して選びたいですよね。
では、どうすればいいのでしょうか?
実は非常に難しい問題です。なぜなら、一般的には聞いたこともないような素材や化合物がサプリメントにはたくさん出てくるからです。そこで欠点もありますが、簡単に安全性を優先する方法を教えます。
それは、サプリメントの主材料が、人が今まで食べてきた物を選ぶことです。皆さんはミカンやレモン、にんじんを食べるのにとまどいますか?いままでずっと誰かが食べてきたわけですから、健康被害が起きる可能性は非常に少なくなります。最近の健康被害のほとんどが、今まで食べてきたものではないもので起きていることから、これが管理人は重要だと考えています。
ただ、上でも書いた、この方法の欠点とは、文化の違いで外国の方は古くから常食している素材もあるので、自分で調べる必要もあることです。
